あるテレビ番組で主婦がパートなのに営業に出る、などスキルがある人が短い時間で働く放映を見かけて「あ!これだ」と思い、その後すぐに子育て中の女性を採用していく流れになった株式会社アンズフォトの安澤さん。
きっかけは納品作業が重なる中で「今この期間にこの作業だけでもいいからやってもらいたい」という仕事の山が積み重なったタイミング。
実際に子育て中の女性を雇い出してから多くの気づきがあった様子です。
「時間内でやらなければならないことをどれだけ着実にこなしていくか。家庭・プライベートも含めてその時間のやりくりと働く姿勢に気付かされるものありましたよ」
安澤さんはカメラマンとして外に出ることも多く、 だからこそオフィス内での作業は地道にコツコツと積み上げてくれること、 安心して任せられるコミュニケーションができることなどが必要になる。
実際ママインターンを受入れてくださったあと、 採用に進行し現在はそのまま継続就業している子育て中の女性がいます。「彼女スキルはもちろんなのですが、1をいったら2も3も理解して業務を進めてくれる。これは1から仕事を教えなければならない人とは大きく違うところです」
「今いる女性メンバー2人ともうちのオフィスに近いところから通ってますね。彼女たちも自転車なり通勤が近い方がいいだろうし、こちらも交通費なるべくかからない方が嬉しいし、双方いいと思う」
地域で働くことを選択するメリットは個人だけではなく組織にもあります。
今後の未来を見据えた安澤さんの決心が、 今のアンズフォトさんを支えパフォーマンスに繋がっている。